Album - Dramatize

前作"From Day to Day"から丁度3年後にリリースできました。前作は1枚を通してコンセプチュアルなものでしたが、今作は流れをあまり考えずに良いと思った感情や音楽を純粋に取り入れた楽曲を散りばめたアルバムになりました。 制作中に就活、卒業、就職、自立などを経ているので各曲の背景に多感なドラマが存在し、自分がとても好むドラマティックな曲展開が随所に盛り込まれている ことから、"Dramatize"と名付けました。9曲全て違った性格をしているので、色んな場面で聴いて、自分のパーソナルソングを見つけていただけると幸いです。

 

#01 - Cerulean

16/03完成 はじまりの曲。透明感のある青い海をイメージしました(某パークの敵とは関係ありません)。サビの2周目でコード進行を変えてるのがお気に入り。あとピアノで上手く煌びやかさを出せてるのもGoodですね。 1曲目に丁度良いドライブ感となりました。

 

#02 - The Answer Is Here

14/11完成 このアルバムの中で最初にできました。自分の目指すビジョンの主軸となる曲ができた！ということでこのタイトルです。実際今でも名刺代わりな1曲だと自負しています。キャッチー&アブレッシブ！

 

#03 - Falling Raindrops

16/07完成 アルバムの中で唯一の短調。自分が思う雨のイメージそのまま曲にしたらだいぶ憂いた感じになりました(笑) エッジ効いたバッキングが曲全体を引き締めてて良い感じです。またピアノの主張が終始激しいのでこちら中心に聴くのもオススメです。貴重なアコギソロもあります。

 

#04 - Take a Walk

16/10完成 シャッフル調な1曲。僕は平気で数時間ふらふらできる程には散歩が好きなのでテーマを決めてから完成までとても早かったように思えます。ベースラインと大サビのある部分の頭だけオンコードに変えている部分がお気に入り。

 

#05 - Raise Your Light

16/11完成 ダイナミクス！！って感じです。ミックス気に入ってます。実は一回制作を挫折した曲でもあり、一旦寝かせている間に出来たのが"Take a Walk"という楽曲です。ライブ観戦中に腕(もしくはサイリウム)を掲げる衝動の瞬間を詰めました。アニソン感たっぷりなのでアニメタイアップお待ちしています。

 

#06 - Magic Eye

15/03完成 初フュージョンに挑戦。当時SoundCloudに公開してましたが、主旋律のみアウトロ以外全て録り直しています。ドラム音源を買って最初に作った曲なので、リズムパートは特に拘ってます。またベースは本作唯一の打ち込みです。イメージとしては深夜の高速道路の街路灯ですかね。

 

#07 - Echoed

16/11完成 インタールード。打ち込み主体なアンビエントな曲です。命や物が生まれる直前の鼓動を表現してます。

 

#08 - Home

15/10完成 2015年5月付で空家となった前実家に捧げた曲。1歳から22歳まで住んでいたので想いが溢れに溢れ、7分の大作となりました… サビのメロディは8月に空家になった実家を訪れた際、ふと下りてきたので逆にこちらが曲を貰ったのかもしれません。曲の構成やミックスで全体のあたたかさを表現しています。また、エレピの音は家の声、Aメロの無機質なギターの音は幼い自分の声をイメージして"音と音との対話"を表現しています。ちなみに制作当時はメインギターが長期メンテの為、借り物のレスポールで全編録音しています。初めて自分と家族のために制作したので、いい親孝行ができたかなと思います。

 

#09 - Thank You

16/12完成 自分を取り巻く環境、友人などを思い浮かべて書いた曲です。90年代アニメのエンディングぽいですね(笑) 上記の曲を全て仕上げた上で書き始めたので、アンコール的立ち位置にいます。比較的ストレートな表現をしているので、気持ちをそのまま汲み取ってください！

​

​

All music written, arranged, produced, recorded, mixed and mastered by

Mizuki Nishikata

​

​